【ウルトラファイナル】限界受けギラキムドー【最終1710】
あいさつ
こんにちは、JJJです。ウルトラファイナルの構築記事を書きます。受け構築を使いました。自分の7世代の集大成みたいな構築です。めっちゃ高いレートというわけではありませんがよろしくお願いします。
使用構築
戦績:22 - 6
最高/最終レート:1710
構築経緯
~なぜ受け構築を選んだのか~
この大会は、禁伝で押し切る構築が強いです。ウルネク・ゲンシ・メガレック・ジオコンゼルネ・アルセ・各種Zワザ…と数値の暴力を押し付けていくのがシンプル且つ強力なんですよね。
最初は自分でも使おうと考えたのですが、自分はアルセもVジェネレックも持っていないので、禁伝ゴリ押し構築を使ってもパワー負けしてしまうと考えました。
次に考えたのはポイヒガッサや分身バトンといった搦め手系の構築でした。しかし、ポイヒガッサは複数の禁伝と戦うにはパワー不足、分身はマーシャドーのシャドースチールやマギアナのハートスワップで崩壊してしまうため、軸に据えるには不安定過ぎると思いました。
攻めも駄目、搦め手も駄目…となったらもう受け系の構築を使うしかないとなりました。自分が1番使い慣れている構築ですし。しかし受け構築は禁伝のパワーが高過ぎて受けが成立しません。しかしそのおかげか、滅びの歌などによって受け構築の対策をする人は少ないかもしれません。なので発想を変えて、
「禁伝を受け切れるようにすれば受けられるじゃん」
受けられないならば受けられるようにしてしまおう。意味が分からないですが、この考えを基に構築を組み上げました。
~構築の組み上げ~
まずは特殊受け最強のラッキーは確定となりました。そしてアルセやメガレック等の物理を受けるためにエアームド、そして鬼火搭載アナザーギラティナを採用しました。この3体を軸に、穴をゲンシグラードン、イベルタル、ディアンシーで出来る限り埋めたという形になります。
個別紹介
ラッキー
持ち物:しんかのきせき
性格:おだやか
努力値:H48 B204 D252
H - D : C実数値504のゲンシカイオーガの雨潮吹き:240~283(36.7~43.3%)
技:地球投げ / 毒々 / 卵産み / ステルスロック
ギラキムドーの特殊受け担当。特殊技ならば禁伝だろうが余裕で受け切る怪物一般ポケモン。とにかく詰め性能が高かったと思います。ジオコンゼルネだろうがゲンシオーガだろうが受け切って毒を撒き再生するその姿は圧巻でした。ピンクの悪魔。
エアームド
持ち物:ゴツゴツメット
性格:腕白
努力値:H252 B252 D4
技:ドリルくちばし / 毒々 / 吹き飛ばし / 羽休め
ギラキムドーの物理受け担当その1。基本はタイプで受ける形となりますが、鬼火を撒いた後なら何でもほぼ受け切れます。特にアルセを受け切れるのが偉すぎました。頑丈と吹き飛ばしのおかげで起点になりずらいので、重宝しました。
ギラティナ(アナザー)
持ち物:たべのこし
性格:腕白
努力値:H248 B252 D8
H : 4n+3
ギラキムドーの物理受け担当その2。こちらは数値で受ける形となります。物理に対して鬼火を撒き、ラキムドーで受け切れるようにします。食べ残し+守る+シャドーダイブによってかなり回復するので、体力管理も容易でした。
グラードン
持ち物:べにいろのたま
性格:意地っ張り
努力値:H216 A196 D96
H - D : C実数値373ルナアーラのムーンライトブラスター:334~394(84.5~99.7%)
A : 断崖の剣が耐久無振りマーシャドーに対して確定1発(100.3~118.0%)
技:断崖の剣 / 炎のパンチ / ドラゴンクロー / ステルスロック
イベルタル
持ち物:アクZ
性格:控えめ
D : C394テテフのムーンフォース:332~392(84.4~99.7%)
悪技がめっちゃ強いZ枠。ギラキムドーで受け切れないゲンシグラを対面から飛ばすために採用しました。ついでにネクロやルナアーラに対して圧を掛けます。このルールは悪技の通りが良い傾向があるので、扱いやすかったです。グラに対して安定しなかったのでもっと耐久を上げても良かったかもしれません。
ディアンシー
持ち物:ディアンシナイト
性格:控えめ
努力値:H252 C252 D4
技:パワージェム / ムーンフォース / 大地の力 / ロックカット
可愛いロイヤルピンクプリンセスなメガ枠。ギラキムドーで受けにくいイベルに対抗するために採用しました。実際はイベルがいても殆ど選出しなかったので使用感は分かりません。マスコット。
基本選出
これをベースとして、相手の構築によって変えていきます。どう変えていくかはあまり決めておらず、その都度考えていました。雰囲気で決めます。
重いポケモン
物理なら対応できますが、瞑想再生アルセに鬼火が入ると突破できなくなります。更に鋼アルセだと毒すら入らないので勝てません。グラを選出すれば何とかなるかもしれません。
イベルで飛ばすのを対策としていますが、イベルではグラの攻撃を受け切れないので確実に悪Zをぶつける必要があります。また、剣舞持ちはギラでも受け切れません。舞わないことを祈ります。
・瞑想カイオーガ
今大会では出会いませんでしたが、受け切れません。祈りましょう。
物理か特殊かを判別するのが難しいので、ギラの守るで判別するか直感を信じるしかありません。ディアンシーに怯えて選出されないのを祈りましょう。
・毒菱撒き
マーシャドーのおやつだろ!なんでいるんだ!
反省
1.ディアンシーの枠
イベルに強いフェアリー枠を採用するまでは良いのですが、メガ枠に拘った挙句、殆ど選出しないディアンシーとしてしまいました。ダークライやメガレックを上から殴れるスカーフゼルネの方が良かったと思います。ただ、そうするとホウオウに薄くなるのが難点ですが。
2.イベルタルの型
グラへの対抗策として採用していましたが、耐久が足りなく安定していなかったので、ゴツメイベルの方が良かったかもしれません。上記の反省を併せたらメガもZも無くなりますが、それくらい突き抜けても良かったです。結局のところ、ゴツメはそもそも思いついていなかったので、どうしようもなかったのですが。
3.アルセウスを持っていない
アルセウスさえ持っていればという機会が多すぎました。レートで使えないからといって集めなかった過去の自分に喝。
終わりに
このブログのタイトルは「適正レート1700の学級日誌」であるため、7世代最後の公式大会で1700に到達したのはとても嬉しいです。「禁止伝説は受け切れない」という通説を少しでも崩せていたら嬉しいですね。いや、なってないですかね。
途中、ラッキーの毒2連外しだったりギラの鬼火2連外しだったりで心が折れかけていましたが、楽しかったです。
剣盾からはレートではなくランクマッチになるそうですけど、これでレート差マッチが少しでも減ればいいかなと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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