【ウルトラスーパーハイパーチャレンジ】サトシゲッコウガと愉快な仲間たち(+おまけ)
[:目次]
・ 始めのご挨拶
・ 個体解説
・ 使用感・反省
・ 感想
・ 終わりに
・ おまけ
始めのご挨拶
お久しぶりです。JJJです。長くて呼びにくいなら "じぇい" でもいいですよ。3月のINCや5月のJCS予選も終わりを迎え、レーティングバトルS10が始まったり新作である "Let's Go! ピカチュウ/イーブイ" の情報が発表されたりしました。
そんな中、今回書かせていただくのは5/25~28に開催されていたインターネット大会 "ウルトラスーパーハイパーチャレンジ(以下USHC)" です。ジガルデとネクロズマ以外の禁伝とアルセウスが使用不可なことを除けば何でもありなこの大会、かなり楽しませていただきました。楽しかったので記事を書きます。自分用の記事です。というわけで早速ですがまずは個体解説からドン。
(ここから常体)
最終レート 1506
戦績 23-22
個体解説
ゲッコウガ@命の珠 絆変化
臆病 CS極
ドロポン/水手裏剣/悪波/冷ビ
今回の構築の始まり。サトゲコが使いたいが故にこの構築を組んだ。通常フォルムでは変幻自在も激流もないが、サトゲコ化してしまえば高い制圧力がある。130属、特にコケコを抜けるようになるのはかなり大きい。水手裏剣も確定で3回ヒットになるので精神にも優しい。何よりカッコいい…。
技構成は恐らくサトゲコのテンプレ構成だが冷ビは変更の余地有り。変えるなら熱湯・毒々・身代わりとかだと思う。持ち物は相手に負担を掛け続けるために珠。眼鏡やZも考えたが、他のポケモンの持ち物を考慮し、かつ打ち分けできることのメリットと恒常的な火力上昇を優先させた結果、珠となった。アニメでもサトシくんに負担掛かってたからイメージ的にも合ってるしね。
レートでもサトゲコ使わせて…。
ゲッコウガ@拘りスカーフ 変幻自在
無邪気 CS極
ダスト/神通力/悪波/冷ビ
スカーフを持ったお掃除枠として採用。S↑アーゴヨンやある程度のスカーフ持ちも抜けるため、やっぱスカーフゲコは無難に強い。
技構成はカプ系に上から放つダストを確定として、ネクロズマへの打点としての悪波、マーシャドーやメガバナ,ドヒドイデに撃つための神通力、後は安定の冷ビとした。コケコとウルトラネクロズマとマーシャドーは今回の構築ではコイツしか抜けないので扱いはそこそこ慎重にする必要がある。悪波と神通力の火力を優先して特殊型の配分としている。
ゲッコウガ@気合の襷 変幻自在
せっかち AS極
アクロバット/蹴手繰り/影打ち/毒々
マーシャドー絶対許さないゲコ。影打ちで相手のインファイトを透かし、次の相手の影打ちで襷を発動させアクロバットで刈り取る。せっかちなのは無補正マーシャドーの影打ちで霊タイプのゲコを確定1発にすることで襷を確定で発動させるため(陽気でB個体値を落とした方が良いのだけど面倒くさかった)。相手がインファイトではなく岩封などを撃ってきて襷発動に失敗したら、影打ちに合わせてスカーフゲコに引く。
技構成はコンセプトの影打ちとアクロバットは確定で、残りはガルーラや悪タイプに撃つ蹴手繰りと耐久ポケ用の毒々とした。他の選択肢としては岩封やダスト辺りだろうか。実はアクロバットの枠は燕返しでもいい。それどころか襷が発動できなかった場合の影打ち+アクロバットではマーシャドーは乱数なのでマーシャドーのみを見るなら燕返しの方が良いまである。
ゲッコウガ@気合の襷 変幻自在
臆病 CS極
熱湯/草結び/凍風/撒菱
起点作成用の襷ゲコ。ゲコからステロもどきが飛んでくるとは思うまい。基本初手投げして凍風→撒菱で相手の襷を破壊して後続で全抜きを狙っていく。この大会は持ち物重複が可能なので、襷を破壊する優先度は通常ルールよりも高いと考えた。地面タイプになることで電気技を透かす場面もあり。
技構成は水打点の熱湯、ギャラドスや耐久水に撃つ草結び、起点作成用の凍風と撒菱としている。他に入れるなら毒々や挑発辺りが妥当だと思う。変えるなら熱湯だけど安定打点がなくなるので諸説有り。毒菱ではなく撒菱なのは、毒菱だと襷で耐えられて返しの一撃を食らってこちらが落とされるという展開が防げないため。
ゲッコウガ@ミズZ 激流
臆病 CS極
熱湯/水手裏剣/カノン/身代わり
突如流行り始めた何処にでもいる普通の激流ゲコ。マギアナは基本的にコイツで対処する。身代わりによってトリルターンを稼ぐこともできるので使い心地は非常に良かった。激流カノンZは流石の火力でコイツで相手のパーティを壊滅させることがしばしばあった。
技構成はテンプレのまま。変える箇所は無いと思う。
臆病 CS極
めざパ炎/神通力/冷ビ/身代わり
構築単位で重いミミッキュ・ドヒドイデ・メガバナ・ナットレイへの対抗枠。この構築ではエスパーZゲコは必須だと考えている。メタとしての採用なので安定性は多少落ちているがエスパーZは読まれないのか刺さる時はとことん刺さった。ミミッキュは身代わりとめざ炎を駆使して上手いこと倒していく。
技構成はめざ炎・神通力・身代わりは採用理由的に確定、後は無難に冷ビとしているがここは選択の余地がある。
絆変化ゲコと一般ゲコは立ち絵が違うって知ってた?
重いポケモン・並び
この2体が並んでいた場合、初手で激流→マギアナか、せっかち→マーシャドーのどちらかを合わせなければならず、外したらほぼ負けのジャンケンが始まる。
マーシャドー2体以上
マーシャドー対策のゲコでは1体を倒すのがギリギリなので2体以上いるとパーティが崩壊する。所謂役割集中である。因みにC補正有ゲコの神通力でも無振りマーシャドーは確定2発。
コケコやスカイシェイミが挙げられる。こっちのスカーフゲコも含め上から殴られて終わるので成す術無し。襷ゲコもコケコに有効打がなくシェイミには怯まされる。
ガルーラ
ネクロズマのせいで猫不意が多いと感じた。上から猫されるだけでかなりキツイ。これがガルットモンスターってやつか。
呪いミミッキュ
無理。
スカーフゲコに上から蜻蛉蹴手繰りされるだけで負ける。この構築使っておきながらゲコ重いとか嘘でしょ…。
種族統一や同種2体以上の並びは挙げていないがマーシャドー被りは割といたので例外として挙げた。まだまだいるかもしれないけどこんなところで〆。
使用感・反省
というわけでゲッコウガ統一。襷が重複しているので統一勢から見ればレギュレーション違反かもしれない。
使用感としては激流ゲコ→サトゲコorスカーフゲコで押し切ることが多かった。やはりスカーフゲコはほぼ選出確定みたいな状況が多く、それに盤面を荒らすパワーのある激流ゲコとサトゲコが付いてくることが多かった。この3体は特に便利だし仕方ないね。
反省点はトップメタのマギアナマーシャドーへの対策が甘かったこと。この並びに1体で対処できるゲコを考察するべきだった(実際USHC終了後に考えた)。後は持ち物重複かな。種族統一そのものについて調べた方が良かったと反省。更に持ち物が重複していると選出する個体を間違えることが数回あって悲しかった(3敗)。まあこの辺りは楽しんだもの勝ちだと思うので反省はそこそこで良いでしょ。
(常体終わり)
感想
途中色々あってヘラったりもしてましたがとにかく楽しかったです。何より前回の類似ルール大会である"シャドースチール"よりも種族統一パに多く出会うことができたのが嬉しかったです。皆個性ある構築を使ってて面白く、レートで荒んでいた精神の良いリフレッシュになりました。ただシャドースチールの時よりも皆が強くなっているのか自分が弱くなったのか将又その両方か、中々勝てなかったのは悔しいですね。前例がある分、前回より皆の考察が進んでいたのでしょう。それでもやっぱりゲコはカッコいいですしサトゲコなんて最高ですよ。レートで使えないサトゲコと対戦できたのですから楽しくないわけがありません。相手が使うゲコは憎たらしいですが。
個人的にはこの大会、ゼラオラ解禁後にやるべきだったのではと思います。もしかしたらゼラオラ解禁後にネクロズマとジガルデを出禁にして、シングルからダブルに変えた"プラズマフィスト"としてもう1回開催するかもしれません。ジガルデはともかくネクロズマのパワーは過剰過ぎると思うのですよ。しかし、もしゼラオラがゲコより速かったらどうすればよいのでしょうか。
終わりに
USHCについてはこんなところで終わっておきます。さて、これからですがS8,S9と情けない結果しか出せず、JCS予選もボコボコにされたので今期はシングルをメインにやりつつダブルも練習していこうと思っています。ただ使う構築がありません…。レヒレヒトムグロスとかが扱いやすそうだと思っていますが…。
では拙い文章でしたがここまで読んでいただきありがとうございました。
おまけ
シャドースチール使用構築
最終レート 1604
戦績 14-7